ミタモノノキロク 14 神様のメモ帳
神様のメモ帳
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
電撃文庫から出版されている杉井光著、岸田メルがイラストのライトノベルのアニメ化。
〜あらすじ〜
父親の仕事の都合で転校してきた高校生の鳴海は、ある日の放課後に彩夏という女の子と出会う。
そして彩夏がバイトをしている「ラーメンはなまる」に連れていかれることになり、3人のニートとニート探偵を自称する水玉パジャマを着た人形のように可愛らしい女の子「アリス」と出会う。そこから鳴海はとニート探偵の事件の日々が始まる。
アニメと原作ではだいぶん初めが違う。1話目はオリジナルストーリーで、作りは60分という長編で1話完結ストーリー。
ラノベの1巻がアニメの最終のストーリーになる。そのストーリーが一番面白く、一番見ごたえがある。
作品としてはビジュアル面は岸田メルのイラストの持ち味が活かされていないものの、綺麗に描いてあるので原作を意識しない方がいいだろう。
キャラが立ちすぎているわりに全体的に見せ方が地味である。
ストーリーは断片には面白いがサスペンス物としては謎があっけない。あとニートという言葉に違和感を感じてしまう。
人間ドラマとしても微妙だが、やはり最終ストーリーは観る価値はあると思う。
グラフィック 3.5 / ストーリー 3 / キャラクター 2.5