KANZAKI AOI NO NAIZO HARETSU!!

ゲーム好きなデザイナー神崎葵が、ゲームのことを呟いたり日常やアニメについて書きなぐったりする雑記です

ミタモノノキロク 16 輪るピングドラム


少女革命ウテナ』を手掛けた幾原邦彦が「家族」をテーマに監督・脚本を担当するオリジナルアニメ作品。
製作はBrain's Base、キャラ原案が星野リリィ
オススメ★★★★★★★

〜あらすじ〜
双子の兄弟、高倉冠葉と高倉晶馬と妹の陽毬の3人で暮らしていた。陽毬は水族館で命を落とす。だが、彼女は水族館で買ったペンギン帽子を被り組成する。しかしそれは別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」となった状態だった。そして、彼女は「妹を助けたければ、ピングドラムを手に入れろ」と言う。
また、櫻花御苑女子高等学校2年生の荻野目 苹果は亡き姉としての存在になることを使命としている苹果は、姉が遺した日記帳である「運命日記」に従って、姉の想い人であった多蕗桂樹と結ばれるため、彼をストーキングしていた。
そして、冠葉と晶馬もピングドラムを探し、「運命日記」にたどり着く。
数人の人間、家族の運命が交錯する。

序盤はストーカーだったりと意味は分かりやすく、展開も早いので見易い。
後半は謎が多く、描写も抽象的なので作品としては面白いが分かりにくと感じてしまう人も多いはず。
意味さえ理解出来れば二転三転する物語に食いついてしまう。
独特の雰囲気、比喩的な描写が受け入れられるならオススメです。
デザインなどがやたらオサレ(笑

グラフィック 7 / ストーリー 6 / キャラクター 6

平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選ばれている