ミタモノノキロク 12 生徒会の一存
「生徒会の一存」
オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆
葵せきなによるライトノベル「碧陽学園生徒会議事録」シリーズのアニメ化。
〜あらすじ〜
私立碧陽学園の生徒会役員は、純然たる人気投票で4人の美少女が選ばれた。生徒会長・桜野くりむを始めとする役員は美少女だらけ。その中で1人、猛勉強の末「優良枠」で役員入りした男子生徒・杉崎鍵。本作は、彼ら碧陽学園生徒会の日常を綴った記録である。
基本的には生徒会室で駄弁ってるだけの話です。
特に一部を除けばドラマもありません。作者も「4コマ小説」というだけあって、日常系と言えるでしょう。
登場人物のコミカルなやり取りと、随所に織り込まれたパロディが特徴。
パロディは分かりやすいのでは「涼宮ハルヒ」や「ひぐらしのなく頃に」など、有名アニメを観ている方にはとてもオススメできます。
パロディが分からなくても楽しめますが、分かったほうが意味も分かるからテンポも良く感じます。
3話以降くらいからパロが減りますが、逆にスラングやBLネタなどで楽しめます。
そういう意味では観る人を選ぶのかもしれません。
グラフィックは普通です。ただ言い回しや構図の使い方が、たった1つの空間とは思えないほど上手いです。
一番は主人公の「杉崎鍵」が凄く魅力があります。
普段はギャルゲを愛する、美少女を愛する変態なのですが…これは観てからの、お楽しみという事で。
グラフィック 3 /ストーリー 4 /キャラクター 4