KANZAKI AOI NO NAIZO HARETSU!!

ゲーム好きなデザイナー神崎葵が、ゲームのことを呟いたり日常やアニメについて書きなぐったりする雑記です

ミタモノノキロク 3 東のエデン

東のエデン
オススメ評価 ★★★★★★★☆☆☆

〜あらすじ〜
この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語。
2010年11月22日 月曜日、日本各地に10発のミサイルが落下する。『迂闊な月曜日』と呼ばれたこの事件は、奇跡的に1人の犠牲者も出なかったこともあり、人々は次第に危機意識を失っていった。それから3ヶ月後、11発目のミサイルが旅客機を直撃した。
記憶喪失の少年「滝沢 朗」はホワイトハウスの前で全裸で、ヒロインである「森美咲」と出逢う。手には銃とノブレス携帯と呼ばれる、100億円の電子マネーがチャージされた携帯を持って。

前半は謎が謎を呼び面白く、テンポも良く。
合間合間のゆったりとしたシーンも観る側を安心させてくれる。
キャラクター原案は羽海野チカで、男女問わず年齢問わず観易いビジュアルとなっている。
Production I.Gらしいカットや、効果も多く見られる。

しかし結末が微妙。アニメ本編では、ほとんど納得する結末ではなく、劇場版に持ち越される。
劇場版も「1」は回想がメインで次に繋げる内容で、「2」はテーマの主旨は分かったものの色々と伏線を残したままで終わった。
テーマなどは個人的には好きだが、多分2、3回観て言いたいことが分かるぐらい伝わりにくい。

グラフィック 3.5 / ストーリー 3.5 / キャラクター 3.5
(最高評価 5)

第14回アニメーション神戸賞作品賞・テレビ部門、東京国際アニメフェア2010・第9回東京アニメアワード優秀賞テレビ部門受賞作品。
監督は「攻殻機動隊」の神山健冶。
公式サイト
http://juiz.jp/special/
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3